東京・有明の東京ビッグサイトで行われている、日本玩具協会主催の「東京おもちゃショー2010」に行ってきた。大人も子どももワクワクできる催し物でした(出展している企業商品)。本物の大きなアンパンでできたアンパンマンの顔が飾られていたり、歴代のドンジャラの展示されていたり、実物大のヒーローが飾っているなど、各ブース趣向を凝らしていた。ガリガリ君とピカチュウに会った。ガリガリ君は本当に、体がガリガリだった。ピカチュウは腕の動かし方が、凄く可愛らしかった。
おもちゃの紹介はもちろんだが、盲導犬の普及、動物園による動物のふれあいコーナー、未来の選手を育てるために子ども向けゴルフ教室など、子どもの未来を育てるブースや命の尊さを教えるブースも多かった。
今年は、日本人宇宙飛行士の活躍が目立ったが、宇宙関連の玩具やTwitterのつぶやきを空中に光で映し出す玩具など、話題に乗った商品も目立った。個人的に面白かった商品は、キティちゃんが音に反応して、右往左往と転がる玩具。のたうち回っているようにしか見えなかった。動物や可愛いキャラクターバージョンだから良いが、刺されている人間や高齢者バージョンだと、販売できない商品でもあるなと思った。
全般的に観て、やはり、人気キャラクターものの商品の人気は凄くて、例年、安定している。高度な模型や石川遼選手のフィギュアなど年齢の高い子ども向けの商品、創造性や教育と遊びを融合させた玩具、親子で楽しめる商品も多かった。一方で、粘土など、家や手が汚れたりする玩具は敬遠されていた感じが見受けられたり、部屋が狭くても飾れるナノサイズのダイヤブロックなど、現代ならではの感じもした。
あと、黒ひげ危機一髪が、バイキンマンバージョンになっていたり、既存の玩具を人気キャラクターバージョンに変えているだけのような商品も多かったり、変革しているようで、変革していなかった。人気のある玩具は、いつの時代も人気であると感じたし、不景気なので無難な商品を出してきているのだなと感じた。それは、親子で時代を共有でき、遊ぶことができるので、悪いことではない。
ふと感じたのは、室内向けの玩具が多かった気がする。外で遊ぶ玩具の割合が少なくなっているような感じがした。現代において『玩具=室内の娯楽』という図式になってきているのかなと感じた。
おもちゃから目を逸らして見た感想としては、例年、すべての人に渡すパンフレットを、今年は、子どもだけにしか配布しなかったり、人が動けないほどの入りでもなく、不況や少子化の影響も感じた。その中でも生き残っていかなければいけない玩具業界の苦労を感じた。
おもちゃショー。子どもを育てる、親子が触れ合う場である。キャラクターショーが行われていたり、おもちゃがたくさん並んでいるという子どもにとっては夢の世界でもある。子どもが夢を持てる催し、親子の関係が深まる催しとして、不況や少子化にも負けず、いつまでも続いて欲しいなと感じた。